1.測定条件

1)クルマ側の測定条件および主な仕様

1 テスト車両:ご存知?雨ガレ号、97年型(中期型)E-HNP11プリメーラT4 (MT、4WD)
エンジン本体はノーマル、ECUもROMもノーマルというライトチューン仕様。
2 アーシングの仕様;雨上がりのガレージ/アーシングシステムVer.3.55(KHSフィルタのアルミブロックにアース追加)
3 ECUハーネスのハンダ付け作業にかなり時間がかかるためECUインジェクターアース強化は1回目から解除していません。
(パワーよりもレスポンス向上に寄与していると考えています)
4 1次コイルマイナスのアーシングは1回目は純正配線に戻しています。2回目以降は8sqワイヤーによるバッ直強化仕様です。
但しハンダ付けはしていません。これも時間&施工環境(雨(笑))の都合上、配線同士巻きつけて絶縁テープで補強してテストしました。
5 燃料ポンプのアース強化は1回目から解除していません。(外し忘れです(^^;)
6 使用プラグ;SplitFire製SF-392C(新品)。筆者が最もアーシングの「体感」効果が高いと考えているプラグです。
7 点火電圧強化安定装置NEWVOLT;12Vモードにて固定
8 フィールドSFC Hyper-R燃調設定;次の通りに固定 < +2%(1000),+2%(2000),+3%(3000),+1%(4000),+2%(5000),+2%(6000),+2%(7000),+3%(8000) >
9 ラジエーターファンモーターを常に作動させて、条件を同じにするためにビリオンVFC-PROの設定温度を70度まで下げた。
10 エアコン、ヒーターはOFF状態。
11 カーオーディオ、ナビ類はOFF状態。
12 触媒は装着状態。
13 パワーチェック1回目、2回目の前には15分以上のアイドリング&ブリッピングを行いECUの馴らしを行った。
14 パワーチェック3回目の測定はシャシダイに載せたままサイレンサーを外し、すぐに測定を再開した。
15 タイヤ;FALKENアゼニス205/50/R16 87V 
16 プラグケーブル;SplitFire ツインコアプラグケーブル
17 エアフィルタ;HKSスーパーパワーフロー 
18 マフラー;Materas MAOオールステンレスタイプ(中間φ60出口φ100)
19 1回目から3回目の測定まで、ECUはリセットさせずにテストしています。

上のNo.3,4,5があるため、今回のテストでは控えめな結果に出ていると考えられます。(^^;

測定時のアーシング接続図
電流値はアイドリング時にラジエータファン作動状態にて測定したもの。



2)シャシーダイナモ等の測定条件

1 測定設備;DYNOJET (http://www.dynojet.com/auto.shtml)
2 クルマ前方に送風機を設置
3 ボンネットは開放状態
4 測定回転範囲のギアは4速固定
5 測定は各条件毎にてレブリミット7000RPM直前まで2度行い、熱的に安定した2回目の測定データを正式なデータとしています。